キャッシュレス・ポイント還元について

2019/10/11
ロゴ

 キャッシュレス・ポイント還元事業は、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、消費税率引上げ後の9か月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援するものです。消費者が中小店舗で商品やサービスを購入する際に、キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など)にて代金を支払った場合には、購入額の最大5%のポイントが付与される制度です。

では、税抜1,000円の買い物をした場合、消費者の実質負担額はいくらになるのかといいますと、消費税は10%、ポイント還元率が5%の場合は差額の5%で1,050円と思われるかもしれません。しかし、ポイント還元は税込額に対して還元されるため、1,100円の5%で55円が還元されます。よって、実質負担額が1,045円となります。少し面倒になりますが、キャッシュレス決済を利用した方がいいようです。

河合良則