保有資産の評価 | 江島経営会計事務所が毎日の出来事やお役に立つ会計・経理情報などをお届けします

現行の会計基準は、資産を2種類に分類し、取得原価と時価による評価に区分しています。この状況は混合的測定と呼ばれます。

企業が保有する資産のうち、生産や販売など本来の企業活動に用いる事業資産については、取得原価で評価されます。

これは、時価の変動による利益獲得を目的にしているわけではない等の理由によります。

余剰資金の運用として保有する金融資産は、現在の市場価格を中心とした時価で評価されます。

これは、誰にとっても市場価格に等しいだけの価値を有している等の理由によります。　　土屋