ポイズン・ピルとは、企業が敵対的買収から抑止・防衛するための方法です。直訳すると「毒薬」になりますが「毒薬条項」とも言われています。米国企業の6割がポイズン・ピルを導入しているといわれており、日本でも日本版ポイズン・ピルとして導入する企業が増えています。敵対的買収者が現れ一定比率の株式を買い占めた場合に、買収者以外の株主に対し、大量の新株を発行し買収者の持株比率を低下させる仕組みになります。こういったポイズン・ピルを導入しておけば、敵対的買収者が手を出し難くなることになります。
大量の新株発行により、株価が下がってしまうという「毒」がありますが、それをもって敵対的買収から守るという「毒を以て毒を制す」という効果があるのです。
河合良則